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   平成30年度九州地方鉱山保安協議会の議事要旨について

 

1.開催日時   平成31年3月13日(水)15:30〜17:45

2.開催場所       福岡合同庁舎本館8階 保安会議室

3.出席委員   学識経験者、鉱業権者代表、 鉱山労働者代表

4.議題          (1)開会

               (2)会長選出

               (3)九州産業保安監督部長挨拶

               (4)議事 

             【報告事項】

                @九州管内の鉱山保安の概況について

                A中央鉱山保安協議会の報告について

                B平成31年度九州産業保安監督部の取り組み案について

                Cその他

                          <配付資料>

                                    九州地方鉱山保安協議会委員名簿(104KB)

                                   資料1 九州管内の鉱山保安の概況について(2.9MB)

                                   資料2 中央鉱山保安協議会の報告について(7.3MB)

                                   資料3 平成31年度九州産業保安監督部の取り組み案について(200KB)

                                

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  【議事概要】
  〔報告事項〕 

   @九州管内の鉱山保安の概況について(資料1)
    資料1に基づいて事務局から説明

    <質疑応答>

(委員)平成30年度保安検査の概要の中で、検査時の指摘事項の中に保安規程の未遵守が多いが、具体的な内容は何か。
(事務局)例えば、車両の点検頻度や内容が、自ら定めた保安規程通り実施されていない等である。
(委員)原因は慣れによるものか。保安規程制定からの経過年数等と関係はあるのか。
(事務局)保安規程制定から一定程度経過した鉱山など、実態と規程があっていない事例が見られており、保安検査時に、できるだけ鉱山の実態と合うように指導している。
(委員)例えば車両火災の災害については、点検をしていなかった等が関係しているのか。
(事務局)今回管内で発生した車両火災2件では点検は保安規程通り実施されていたもので、関係はない。
(委員)平成29年に導入準備鉱山が平成30年にレベルが上がったなどの動きは見られたか。
(事務局)平成29年と平成30年は自己評価に用いるチェックリストの内容が変わり、一概に内容を比較できないが、結果としては多くの鉱山の評価結果は、下がってしまった状況。今回参考までに資料に掲載している。
(委員)次年度は同じチェックリストなので変化を分析できるか。また、自己評価が特に低い鉱山はどのような鉱山か。
(事務局)来年度については、変化を分析できる。分布図では右上であるほど自己評価が高いということになるので、右上方向に動きがあれば自己評価が上がっているということになる。
なお、自己評価が低い鉱山は零細鉱山であり、鉱山保安マネジメントシステムに取り組んではいるが、内容の一部について実施が難しい、又は必要でないと考える鉱山もある。また、鉱山保安マネジメントシステムについて理解できないので、今回は自己評価の監督部への回答を差し控えた鉱山もある。本分布図にプロットされている鉱山は監督部に自己評価を提出した鉱山のものである。今後、各鉱山の実情に合わせて指導していきたい。
(委員)P14平成30年度保安検査の重点項目にかかる指摘について、発破飛石に関して、発破作業者の再教育とは何を指摘したものか。
(事務局)火薬類の作業監督者に保安規程で定めている再教育を実施していなかったもの。施設等の現場的な不備にかかるものではない。
(委員)P12の行政措置で雷管紛失の報告が遅れた経緯は、何が原因か。
(事務局)鉱山が雷管を紛失したものの、探しても見つからず、切羽で消費したという誤った判断をしたため報告が遅れた。
(委員)P6ベルトコンベアの災害において、起動スイッチのところで制札が使われていたのか。保守点検のために装置の中に入る場合、他者が確認をせずにスイッチを投入することが重大災害につながる。声かけや目視も大事だが、制札がおかれている場合はスイッチを入れないという対策が重要。当社では、ロックアウト方式で、作業者全員が鍵を入れないと稼働できないという形を検討しているところ。
(事務局)当該ベルトコンベアは、同じベルトコンベアが7つ並んだもので、スイッチ盤も同じ形のものが配置されていた。このためヒューマンエラーで別ベルトコンベアのスイッチを投入してしまった。更に、当該作業は落とした居付きを後方に送ることを前提にした作業であったため、後方のベルトコンベアについては稼働させることとしていた。このため運転禁止札は現場にはなかったものである。今後の対策としては、スイッチに運転禁止札を必ず掛けることとなった。
(委員)Case3のグリスガンによる災害は21MPaの非常に高圧な器具で発生したも
のである。この他高圧洗浄機等もかなりの破壊力があると聞いているし、高圧エアーも人体で吹き付ける場所によっては内蔵を痛めると聞いている。十分に注意が必要である。
(委員)ベルトコンベアの災害で、罹災されたBCの中に入る人も稼働させるための鍵を持ってなくて怖くなかったのか。中に入る人が鍵を持って入るなど対策が必要ではないかと思う。また、Case2の災害で対策として作業そのものを廃止しているが、もっと早く止めなかったのか。
(事務局)Case2災害の作業については、鉱山も廃止したかったが、需要家の要望もあって継続していたと聞いている。今回災害を機会に廃止となった。
(委員)火災のCase5では、そんなに簡単に被覆が破れるものではないのではないか
と思う。点検が不十分だったのではないか、坑内なら大災害になる可能性がある。注意喚起をした方がいいのかなと思う。
(委員)自動車の車検のようにメーカーの点検はちゃんとできているか。
(事務局)車両系鉱山機械は通常1年に1回メーカー等の検査を精密点検として受けている。
(委員)P21でチェックリストの項目の理解が難しいとのことだが、国の施策として難しくなって良いものなのか。
(事務局)理解が難しくなったのはあくまで一部の意見ではあるが、これまでははっきり記載していなかった実施項目を詳細に記載したため、逆に難しくなったと感じた鉱山がいた模様。今後よりわかりやすいように見直ししていきたいとは考えている。
(委員)鉱山保安マネジメントシステムの自己評価結果が高い鉱山は災害が起きにくい等の関係はあるか。
(事務局)資料2の中央鉱山保安協議会の報告において相関はみられた。

 

 A中央鉱山保安協議会の報告について(資料2)

    資料2に基づいて事務局から説明

   <質疑応答>

 (委員)P18の鉱山保安マネジメントシステムで設問毎に分析している表は、全国と地方で縦軸横軸が逆なので統一した方がいい。また、5つの設問全てに該当すれば3点としている理由がわからないが、設問が5つなら5点の方が分析しやすいのではないか。今後の検討の際には考えてもらいたい。
(委員)P32ドローン活用については、鉱山の人材育成を支援するために、国土強靱化関係予算を活用した補助金等、何か良い考えはあるか。熊本地震では人的被害は出なかったが、地震被災に耐えうる斜面安定等ができる人材の育成なども考えられるので、是非地方から意見を挙げて欲しい。
(事務局)本省に伝えたい。
(委員)ベルトコンベア災害で特に小型ベルコトンベアでの発生が多く、労働者は小型ベルトコンベアの方を軽視するデータは驚きだった。ベルコンベア災害は体験しないとわからないものであるので、わざと木材等を巻き込ませるような体験教育をやることは効果的である。改めて作業前に危険を共有することも必要かと感じた。
(委員)昨年度、飛石災害が発生しなかったのはこれまで施策の結果であり評価できる。今後は、これらの対策を忘れないように定期的に啓発していって欲しい。

 

 B平成30年度九州産業保安監督部の取り組み案について(資料3)      

    資料3に基づいて事務局から説明

    <質疑応答>

(委員)鉱山保安MSを中小零細へきめ細やかに行うとは具体的にどうするのか。
(事務局)保安検査時などに直接鉱山まで足を運んで行いたい。
(委員)発破飛石を外すのは、忘れたころに起こるという考えもあるので、外すべきではないと考える。
(事務局)重点項目から外すということであり、保安検査の中では引き続き行う予定である。
(委員)災害には至らなかったが危なかったもの、重大ヒヤリハットもカウントをして示してもらえるとありがたい。
(事務局)鉱山保安法の報告対象ではないので、検査時等で把握することになる。このため全体を把握するのは難しい。
(委員)監督部が災害事例の水平展開を行うメルマガで昔の災害事例を定期的に配信しているのか。昔こんな災害があったのかと鉱山も思い出して気持ちが変わるのではないか。この月はこういう災害が起きやすいなどの情報も参考になるのではないかと思う。
(事務局)検討したい。
(委員)現在配信している水平展開のメルマガの解説で取り上げれば入りやすいかと思う。

 

 

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