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成28年に九州管内で発生したガス事故についてお知らせします
平成28年12月14日
九州産業保安監督部

平成28年に九州管内で発生したガス事故(ガス事業法関係)について、次のとおりお知らせします。 

番号 事故
発生日
事故発
生場所
ガス事業 事故の種類
(被害の程度)
【段階別】
事 故 概 要
27 12月8日 福岡県 一般ガス 供給支障
(供給支障30戸)
【供給】
複数の需要家より「ガスが出ない」との通報を受け、ガス事業者が現場にてガス支管(ポリエチレン被覆鋼管:50mm)が水封していることを確認。水封付近の供給圧力低下により30戸の供給支障が発生した。
26 11月25日 福岡県 一般ガス 供給支障
(供給支障115戸)
【供給】
複数の需要家より「ガスが出ない」との通報が入り、同社にて調査した結果、当該地区の本管が水封していることを確認した。水封箇所から下流側の供給圧力低下により、需要家115戸が供給支障に至った。
給水管(口径20mm)からの漏水によるサンドブラスト現象で本管(口径:150mm、ダクタイル鋳鉄管)に穴が開き、水道水が流入したことによる(当該給水管は水道局にて修理完了)
25 11月24日 熊本県 一般ガス 漏えい・着火
【消費】
 需要家より「FF式瞬間湯沸器(暖房給湯機能付き)の点火操作をしたところ、当該機器を設置している給湯室からバンと音がした。」との通報を受け、ガス事業者が現地で瞬間湯沸器のケーシング変形がしていることを確認した。灯外内管及び当該瞬間湯沸器の電磁弁までの漏えい検査は異常無し。火災認定無し。人損無し。
24 11月10日 福岡県 一般ガス 漏えい・着火
【消費】
 需要家が厨房内の業務用ガスこんろ2台の内、1台の油汚れを焼き落とすため、もう1台の点火中のこんろに乗せたところ、ガスホースがはずれ、漏えいしたガスに引火、点火中のこんろのガスホースが焼損した。
23 10月22日 福岡県 一般ガス 漏えい・着火
【供給】
 建物解体作業中に、解体業者が灯外内管(メーター立管)をサンダーにて損傷し、漏えいしたガスに着火する他工事事故が発生した(人災、物損なし)
22 8月24日 佐賀県 一般ガス 漏えい・着火
【供給】
 建物解体作業中に、解体業者が灯外内管(不明管)を折損。解体作業員はガス臭に気づいていたが、解体作業(鉄骨のガス溶断)を続けたため、滞留したガスに引火し、火災により4時間の交通規制を実施した。なお、前面道路の本管にガスバックを挿入してガスを遮断したが、供給先は当該建物のみで、他への供給支障は発生しなかった。
【原因】導管台帳に記載されていない埋設された不明管を解体作業中に誤って折損したものと思われる。不明管は過去にプラグ止めして埋設さた灯外内管と思われる。
21 7月19日 大分県 一般ガス 漏えい・着火
(負傷者1名:軽度の火傷)
【供給】
 他工事業者(解体業)が重機により敷地内駐車場の解体・整備中(アスファルト剥ぎ取り・コンクリート片解体)に、誤ってガス管を引き抜き折損した。他工事業者はガスの臭気を認識しつつも、電動ピックを使用して解体作業を継続したことにより、漏えいしたガスに引火し、当該作業員が負傷した。
【原因】1.事故があった駐車場の解体整備工事は、当日追加された工事でガス事業者に工事照会をしていなかった。また、損傷したガス管は導管管理図に記載されていない不明管であった。2.ガス漏えい時の火気厳禁、電動工具等の使用禁止が現場に伝わらず、ガスの臭気を認識していたにもかかわらず、工事を継続したため漏えいしたガスに引火して負傷した。
20 6月8日 福岡県 一般ガス 供給支障
(供給支障36戸)
【供給】
 他工事事業者(電力工事)は、ガス事業者立会のもと事前に建柱予定位置の試掘を行ったが、湧水のため予定深さまでの掘削確認ができずガス管の位置確認が不十分となった。また、隣接して土砂の埋め戻した跡があり、他工事事業者及びガス事業者社の立会員は、他の埋設跡をガス管位置と誤認し、施工位置にはガス管はないと判断。建柱工事の削孔作業を行ったため、埋設されていたガス管破損により、本管にガスバックを挿入し36戸の供給支障を生じた。
【原因】湧水のため予定の深さまで掘削しなかったこと及び隣接した掘削跡をガス配管位置と誤認して、ガス管位置を未確認のまま建柱工事の削孔作業を行ったため
19 5月31日 福岡県 一般ガス 漏えい・着火
(ビルトインコンロの一部焼損)
【消費】
 ビルトインコンロの燃焼状態が通常とは異なり、点火しづらく点火しても炎が安定しないことから需要家からガス事業者に連絡があり、ガス事業者が現場確認を行ったところ、灯内内管からガス機器(電磁弁)までの漏えい検査は異常が無く、原因を特定できなかった。ガス機器メーカーによる調査の結果、電磁弁の下流側の器具栓部から漏えいがあり、機器の一部が焼損していることを確認した。
【原因】連絡管固定金具の変形により、連絡管挿入部分に隙間が生じた状態になり、微少に漏れたガスに使用中のコンロの火が引火し、接続部近辺を焼損したと判断される。なお、メーカー製造過程で漏えい検査後に連絡管に触れる作業は無く、機器の出荷以降コンロ取付けまでの間で、何らかの原因で連絡管固定金具に応力が加わり変形したものと推定
18 4月21日 福岡県 一般ガス 漏えい・着火
(風呂釜ケーシングの変形)
【消費】
 ガス風呂釜が点火しないので、需要家が点火操作を繰り返し行ったところ、ボンと音がしたのでガス事業者に連絡。ガス事業者が現場にてガス風呂釜のカバーが一部変形していることを確認した。ガス栓から消費機器を含めた当該内管のガス漏えい検査は異常無かった。ガス機器メーカーによる調査の結果、機器にガス漏えいなどの異常は無く、異常着火は再現できなかった。
【原因】点火操作により未燃ガスがガス風呂釜内に滞留し、点火スパークにより着火し異常燃焼したものと推定。
17 4月19日 長崎県 簡易ガス 供給支障
(2戸)
【供給】
 下水道業者が住宅敷地(オール電化)内で下水道工事中にコンクリートカッターでPE管(灯外内管のキャップ)を損傷し、ガスが噴出し、着火して工事作業員2名が手の甲に火傷を負った。事故の通報を受けたガス主任技術者が、数分後に事故発生区画のバルブを閉じてガス供給(2戸)を停止した。着火したガスは消火器で消火した。その後、消防車、警察が到着した。供給停止後に損傷したPE管を修理して、17時15分頃にガスの供給を再開した。
【原因】事前協議なしに工事業者が工事を行ったため
16 4月19日 大分県 簡易ガス 供給支障
(47戸)
【供給】
 経年配管工事中、取替後に使用する管と使用しない配管の縁切りのため、ガスバック工法により切断中に着火した。閉栓作業時に作業員2名が顔に火傷(軽症)し、47戸の供給支障を生じた。使用していた重機に延焼したが消火器で消火した。
【原因】ガスバック工法で縁切りしたが、管内の残ガス又はガスバックからの漏えいにより着火したものと推定
15 4月18日 熊本県 簡易ガス 供給支障
(38戸)
【供給】
 平成28年4月18日、需要家より「道がガス臭い」との通報があり、現場を調査した結果、本支管からガス漏えいが認められたため、ガス供給を停止した。調査の結果、平成28年熊本地震の地震動による鋼管のネジ接続部の損傷が原因と推定。
14 4月16日 熊本県 簡易ガス 供給支障
(49戸)
【供給】
 平成28年熊本地震(本震)の発生に伴い、感震自動ガス遮断装置が作動し復旧したが、ガス圧力が保持できない(導管破損)ため、ガス供給を停止した。
13 4月16日 熊本県 簡易ガス 供給支障
(173戸)
【供給】
 平成28年熊本地震(本震)の発生に伴い、感震自動ガス遮断装置が作動した。自記圧計により導管のガス漏えい検査を実施したところ圧力低下(ガス漏えい)を確認した。漏洩検査の結果、灯内外管損傷によるガス漏洩と、さし水の影響により、173戸へのガス供給を停止した。
12 4月16日 熊本県 簡易ガス 供給支障
(67戸)
【供給】
 平成28年熊本地震(本震)の発生に伴い、感震自動ガス遮断装置が作動し復旧したが、ガス送出量の異常を認識したため、ガス供給を停止した。
11 4月16日 熊本県 簡易ガス 供給支障
(414戸)
【供給】
 平成28年熊本地震(本震)の発生に伴い、感震自動ガス遮断装置が作動した。遮断装置復旧後に供給ガスの圧力をゲージで測定した結果、圧力降下を確認したため、ガスの漏えいと判断して、全戸に対して導管でのガス供給を停止した。
10 4月16日 熊本県 一般ガス 供給支障
(100,884戸)
【供給】
 平成28年熊本地震(本震)の発生に伴い、供給区域のほぼ全域で第一次緊急停止により、供給停止となった。
(供給支障時間)14日11:50 (4/16〜4/30)、復旧完了4/30(土)13:40
【原因】地震対策ブロック毎に設置している地震計の値が60カインを超えたため、保安規程に基づきガバナ遠隔遮断を実施したため
4月14日 熊本県 簡易ガス 供給支障
(63戸)
【供給】
 平成28年熊本地震(前震及び本震)発生に伴い、感震自動ガス遮断装置が作動し復旧したが、ガス圧力の異常はなかった。4月16日11時、ガス圧力の異常は認められなかったが、団地内道路亀裂及び道路側面崩壊のおそれがあり危険と判断し、また、需要家の要望により全戸(63戸)のガス供給を停止した。
4月14日 熊本県 簡易ガス 供給支障
(118戸)
【供給】
 平成28年熊本地震(前震)発生に伴い、感震自動ガス遮断装置が作動した。自記圧計により導管のガス漏えい検査を実施したところ圧力低下(ガス漏えい)を確認したため、ガス漏えい箇所(灯外内管1箇所)の特定及び復旧工事完了(5月11日)まで、導管によるガス供給を停止した。
4月14日 熊本県 簡易ガス 供給支障
(52戸)
【供給】
平成28年熊本地震(前震)発生に伴い、感震自動ガス遮断装置が作動した。その後、大きな余震が続き、本支管での漏えいの可能性があるため、ガス供給を停止した。
6 4月14日 熊本県 一般ガス 供給支障
(1,123戸)
【供給】
 平成28年熊本地震(前震)発生に伴い、地震対策ブロック毎に設置している地震計の値が、ガス事業者の保安規程に定める第一次緊急停止基準を上回らなかったため、熊本地区のガス供給を継続した。引き続き、ガス漏れの受付状況や緊急巡回点検からの被害状況により速やかにガス供給を停止する第二次緊急停止に備え、ガバナ遠隔遮断システムによる遠隔遮断操作を実施中、誤操作により供給停止となった。
(供給支障時間)22時間20分(4/14〜4/15)、復旧完了4/15(金)20:00
【原因】ガバナ遠隔遮断システムの操作において、遠隔遮断信号の送信先の選択、確認ミスが重なり、整圧器下流側のガス供給を誤って停止したため
5 4月10日 宮崎県 一般ガス 漏えい・着火
(ビルトインコンロキャビネットの焼損)
【消費】
 需要家よりビルトインコンロから煙が出ているとの連絡があり、元栓閉止を指示の後、ガス事業者は現場確認を行ったところ、ビルトインコンロのキャビネット一部が焼損しており、漏えい検査によりコンロ接続ネジ部から微少漏えいを確認した。
【原因】キャビネットの開閉など、何らかの原因でガス栓のネジに緩みが発生し、漏えいしたガスがキャビネット内に滞留し、コンロの点火で着火したものと推定。
4 3月8日 福岡県 一般ガス 漏えい・着火
(瞬間湯沸器ケーシングの変形)
【消費】
 給湯器から音がしたので、需要家が機器修理会社に修理を依頼し、修理会社が訪問したところ湯沸器のケーシングが変形していたため、ガス事業者に連絡。ガス事業者が現地を確認してケーシングの変形を確認した。灯内内管及び当該機器器具栓までの漏えい検査に異常は無かった。
【原因】排気口の閉塞または電磁弁の閉止遅れによる異常着火と推定 
3 3月1日 福岡県 一般ガス 漏えい・着火
(2口ヒューズガス栓の焼損)
【消費】
  コンロを使用する際に、2口ガス栓のコンロに接続された側と接続されていない(使用していない)側の両方を間違って、「開」にしたため、接続されていないガス栓からガスが漏えいし、コンロ点火時にガス台置の庫内に滞留したガスに引火しガス栓等を焼損した。
 使用していない側のガス栓は迅速継ぎ手用で高気密ゴムキャップが斜めに挿入されており、ヒューズ機構が働かない状態で、一定量のガスが漏えいしていた可能性がある。
【原因】ガス使用者の2口ガス栓迅速継ぎ手側の高気密ゴムキャップの不完全装着及び誤開放
2 1月21日 福岡県 一般ガス 漏えい・着火
(瞬間湯沸器ケーシングの変形)
【消費】
 需要家より給湯器から電気がショートしたような音がしたとの連絡があり、修理で訪問した機器修理会社から、ガス事業者に連絡があり、ガス事業者が訪問して湯沸器のケーシングの変形を確認した。ガス事業者は、機器の使用中止措置と灯内内管及び当該機器器具栓までの漏えい検査を行い、異常が無いことを確認した。
【原因】排気口の閉塞または電磁弁の閉止遅れによる異常着火と推定
1 1月16日 福岡県 簡易ガス 供給支障
(本支管の損傷)
【供給】
 水道工事業者からユンボで団地内道路を掘削中にガス管を損傷したとの連絡を受け出動したところ、ガス管(本支管:ポリエチレン管)が損傷しガスが噴出していた。当該箇所は、地下水により水没していて処置できない状態のため、特定製造所内のバルブを閉止し団地内全戸(127戸)のガス供給を停止した。停止後、地下水を除去して損傷箇所をペトロラタムテープで応急処置し、ガス供給を再開した。(供給支障時間:12時48分〜13時30分)
 その後、当該箇所のガス管がループ管であったため、ガスの供給を止めずに損傷部分の取替工事を行い、16時15分に完了した。
【原因】工事業者と事前に現地で立会い、導管図を基に埋設管の状況を確認していたが、明瞭・具体的に伝わっていなかった。
本発表資料のお問い合わせ先
九州産業保安監督部 保安課長 山田 美佐子
 担当:<一般ガス関係>山之内、中村
      <簡易ガス関係>下柳田、宮崎       

   電話:092−482−5527、5528



 
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