番号 |
事故
発生日 |
事故
発生場所 |
事故の種類
【段階別】 |
事 故 概 要 |
25 |
12月24日 |
福岡県 |
漏えい
【消費】 |
設備工事業者が水道管配管工事の際、誤って埋設管をディスクグラインダで切断し、ガスが漏えいした。ガスメーターの遮断装置が即時作動し、ガス漏えいは、止まった。販売事業者が現場に到着し、当該配管のプラグ止めした。なお、当該配管は、浴室付近にあり、消費機器に接続されていない配管であった。
【原因:他工事】 |
24 |
12月20日 |
宮崎県 |
漏えい爆発
【消費】 |
低圧ホースの先に消費機器が接続されていないガス栓があり、ラーメン店のオーナーが、複数のガス栓を開いた際、このガス栓を誤って開いてしまった。ガス漏れ警報器が鳴動し、店内がガス臭くなったため、販売事業者に電話連絡した上でガス栓を閉じたが、消費機器が接続されていないガス栓は普段使用しないものであったことからこの時に閉じてなかった。その後もガス漏れ警報器は鳴動していたが、窓を開けて喚起を行ったところガス臭さがうすれ、使用中だったガス炊飯器にも異常が無いことから、火をつけても問題ないと判断した。寸胴を乗せたガスコンロにノズル付きライターで火をつけようとしたところ、ガスに引火し爆発した。
【原因:消費者のガス栓の開閉ミス】 |
23 |
12月17日 |
鹿児島県 |
漏えい
【供給】 |
キャンプ場を巡回中の警察官から「ガス臭がする」との通報を販売事業者が受けた。キャンプ場の管理棟において、漏えい試験(5kg容器1本設置:体積販売)を行ったところ、メーターのユニオン継手部(供給設備側)からの漏えいを確認した。当該箇所については、継手部のパッキンの交換を行い、漏えいがないことを確認した。ガスメーターに衝撃痕があり、継手部のパッキンがずれ、ガスが漏えいしたと思われれる。
【原因:不明】 |
22 |
12月16日 |
大分県 |
漏えい
【消費】 |
通行人から、飲食店でガス漏れ警報器が鳴動したとの通報が消防署にあった。連絡を受けた販売事業者は、現場に出動し、自記圧力計で漏えい試験を行ったところ、圧力が低下した。店内の業務用ガス鉄板焼き器の器具栓が開いており、当該器具栓を閉止後、再度漏えい試験を実施し、圧力の低下がないことを確認した。
【原因:消費者の器具栓の開閉ミス】 |
21 |
12月4日 |
大分県 |
漏えい
【消費】 |
警察官がパトロール中に当該ビルでガス漏れ警報器の鳴動を確認し、販売事業者に連絡した。販売事業者は現場に到着後、ガス検知器の測定により、ガス漏えいであると断定し、供給側ガス栓及び容器の元栓を閉めた。ガス臭がした当該ビルの珈琲店の入口ドアを開放し、自然換気したのち、開いていた焙煎機の器具栓を閉じた。販売事業者が漏えい試験を実施し、圧力の低下がないことを確認した。
【原因:消費者の器具栓の開閉ミス】 |
20 |
12月4日 |
福岡県 |
漏えい
【供給】 |
流量式微少漏えい警告発報があり、現場においてB表示を確認した。ガス(集合住宅の全戸)を止めて、漏えい試験を実施したところ、ゲージ圧が下がるため、露出配管等の調査を行った。立ち上がり配管の継手部分より漏えいしており、当該箇所については、テープ巻きにて応急措置を実施し、漏えいがないことを確認した。後日、配管を改修した。
【原因:供給管の腐食】 |
19 |
10月18日 |
鹿児島県 |
漏えい
【消費】 |
飲食店から、ガス臭がするとの連絡を受け、販売事業者が現場に出動し、ガス漏れ検知器により検査したところ、業務用ガステーブルのバーナー部からガスが漏えいしていた。業務用ガステーブルの経年劣化により、器具栓(操作弁)が故障したことによる漏えいであった。メーカーによる器具栓(操作弁)の取替を実施した。
【原因:業務用ガステーブルの経年劣化】 |
18 |
9月23日 |
鹿児島県 |
漏えい
【供給】 |
一般消費者から、ガス漏れの連絡を受け、販売事業者が現場に出動したところ、当該一般消費者が屋外にフェンス柱を取り付けるため、コンクリートの犬走にドリルで穴を開けている際に、ガス埋設管を損傷させ、ガスが漏えいしていた。一般消費者は中古住宅を購入して間もなかったため、ガス供給の契約もしておらず、ガス埋設管の位置等を把握していなかった。直ちにガス漏れを止める作業を実施し、翌日には埋設管の修繕を行った。
【原因:消費者による埋設管の損傷】 |
17 |
10月13日 |
長崎県 |
漏えい
【供給】 |
一般住宅において、オール電化に切り替える際、現供給業者が自社のガス設備の撤去工事を行おうとしたところ、敷地内にプラグ止めされていたメーター立ち管(過去に当該消費先に集団供給していた業者の供給管(活管))を切断し、ガスが漏えいした。供給管を切断した現供給業者は応急措置を施した。 【原因:他工事】 |
16 |
9月14日 |
大分県 |
漏えい爆発
【消費】 |
飲食店の従業員が、築炉用バーナーを操作中、なんらかの原因でLPガスが漏えいし小爆発が起き、両腕に火傷を負った。原因は燃焼器の立消えまたは従業員の操作ミスによるものと推定。 【原因:燃焼器の立ち消え又は消費者の操作ミスと推定】 |
15 |
9月13日 |
長崎県 |
漏えい
【消費】 |
事故発生住宅の消費者よりガスメータにB表示があるとの連絡があり、床下部を調査した結果、消費側配管の一部が埋設されており、管体腐食により漏えいしていた。原因は床下に敷設されていた消費側配管について、一部埋設されており、その部分から腐食が進行し漏えいに至ったと推測される。当該腐食配管をフレキ配管(FP 15A)に交換し、供給側、消費側双方において漏えいがないことを確認した。 【原因:埋設配管の腐食】 |
14 |
9月10日 |
鹿児島県 |
漏えい火災
【消費】 |
一般消費者がお湯を沸かすため、ガスコンロに火を付けたところ、コンロ周辺から火が上がり、近くにあった調味料の容器が燃えた。原因は2口ガス栓のうち未使用側のガス栓を誤開放したことでガスが漏えいし、ガスコンロの火が引火したことによる。 【原因:消費者のガス栓の開放ミス】 |
13 |
9月8日 |
福岡県 |
漏えい
【供給】 |
ガス供給管検査を実施したところ、ガスの漏えい箇所がある事が判明した。調査を進めた結果、漏えい箇所は土間コンクリート埋設管部分であり、配管の修理をした。敷地内の地盤沈下により建物廻りの改良工事が実施されており、地盤沈下により供給管が引っ張られ、継手部より漏えいしたものと推測される。 【原因:地盤沈下により供給管が引っ張られ、継手部より漏えい】 |
12 |
9月6日 |
宮崎県 |
漏えい爆発・火災
【消費】 |
消費者が、二口ヒューズガス栓の元栓を開き点火スイッチを押すが着火しなかった。元栓を間違えたと思い、もう片方の元栓を開いて点火させ、フライパンを温めていた。しばらくの間、調理台で具材をカットしていたところ、爆発音がしてガステーブルの上部奥付近から火が出ていた。あわてて水をかけたり濡れたタオルを被せたりしたが、ガステーブルの操作部(前面)の隙間より残り火が見えたように感じ完全に消火できたのか不安だったため、消防署に通報した。この間、ガス漏れ警報器の鳴動はなかった。原因は不明であるが、二口ヒューズガス栓を一口ヒューズガス栓へ交換し、併せてゴム管も交換した。 【原因:不明】 |
11 |
6月4日 |
長崎県 |
漏えい
【供給】 |
集合住宅にて下水道工事を行っていた工事業者より、ガス臭がするとの連絡が販売事業者にあった。販売事業者が調査した結果、供給側埋設管に腐食孔を確認、ガスの漏えいが発覚した。当該埋設管の腐食が進行していた箇所において、下水道工事の際に剥離が発生したものと推定
【原因:供給側埋設管の腐食】 |
10 |
7月18日 |
福岡県 |
漏えい
【消費】 |
消費者から販売事業者に対し、配管を重機で損傷したとの連絡があり、販売事業者が現場に向かった。応急措置実施後、供給を再開した。庭の改修工事に伴う重機の掘削作業中に、埋設配管を損傷させたもの。
【原因:他工事】 |
9 |
7月9日 |
鹿児島県 |
CO中毒
【消費】 |
新規開店準備中の飲食店にて、調理中に従業員3名がCO中毒を発症し病院で治療を受けた。換気口が塞がれていたことで換気不良となり、燃焼器が不完全燃焼を起こしたもの
【原因:換気口の閉塞】 |
8 |
1月16日 |
長崎県 |
漏えい
【供給】 |
漏えい検知装置によるB表示があり、販売事業者が緊急出動。調査した結果、メーターユニオン部より漏えいを確認し、パッキンが取り付けられていなかったことが発覚した。
【原因:施工業者による施工ミス】 |
7 |
6月12日 |
鹿児島県 |
漏えい
【消費】 |
飲食店からからガス臭がするとの通報があり現場に駆け付けたところ、配管が折損し、ガスが漏えいしていることを確認した。従業員が誤ってガス管に触れてしまい、ガス管が折損したもの。また、ガス管の近くに洗濯機が設置されており、洗濯機の振動により劣化していたものと推定。
【原因:消費者によるガス管の折損、ガス管の劣化】 |
6 |
6月8日 |
福岡県 |
漏えい
【供給】 |
厨房担当者よりガスが出ない旨の連絡があり、販売事業者が出動。980kgバルクのガス残量が0になっていた。1週間前に入居者が敷地内に畑を作った際に、鍬で埋設サヤ管入25Aガス配管用フレキ管を損傷したものと推定。
【原因:消費者による埋設管の損傷】 |
5 |
5月30日 |
鹿児島県 |
漏えい火災
【消費】 |
共同住宅において、一般消費者がガスコンロを使用していたところ、グリル部よりガスが漏えいし発火した。この発火により、一般消費者1名が軽度の火傷を負った。なお当該ガスコンロは、5月18日に販売事業者により、一部改造されていた。
【原因:販売事業者によるガスコンロの改造作業ミス】 |
4 |
5月16日 |
佐賀県 |
漏えい
【供給】 |
複数の戸建住宅及び集合住宅にLPガスを供給している供給設備において、戸建住宅の解体工事の際に重機がガス管に接触し、LPガスが漏えいした。
【原因:他工事】 |
3 |
3月14日 |
福岡県 |
CO中毒
【消費】 |
パン製造販売店舗の開店作業準備中に、従業員4名が一酸化炭素中毒の症状を訴え、病院に搬送された。販売事業者が調査した結果、石窯パン焼き器が不完全燃焼を起こしていたことが判明。
【原因:石窯パン焼き器の吸気ノズル詰まりによる不完全燃焼】 |
2 |
2月14日 |
佐賀県 |
漏えい
【供給】 |
物件敷地内の下水道管入れ替え工事に伴う、地盤掘削作業において、重機がガス配管に接触したことにより、鋼管継手部分よりガスが漏えいした。販売事業者は、新規配管材料にて漏えい箇所の配管の入替を行った。
【原因:他工事】 |
1 |
2月20日 |
佐賀県 |
漏えい
【供給】 |
他工事業者が工事中に供給側埋設管を損傷し、LPガスが漏えいした。損傷箇所は他工事業者が応急処置を施し、緊急連絡を受けた販売事業者が配管の改修工事を実施した。
【原因:他工事】 |