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成27年に九州管内で発生したLPガス関係の事故についてお知らせします
平成28年3月29日
九州産業保安監督部

 平成27年に九州管内で発生したLPガス関係の事故について、次のとおりお知らせします。

    * LPガス関係の事故とは、「液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律」に基づき当部へ報告があった事故をいいます。

番号 事故
発生日
事故
発生場所
事故の種類
【段階別】
事 故 概 要
12 12月2日 福岡県 漏えい爆発
【消費】
飲食店にて女性店主が閉店作業中、漏えいしたガスに引火爆発事故が発生。女性店主は頭部、両手に火傷負い、救急車で病院に搬送、入院となった。同店舗は出入口のドアと窓ガラスが破損、ガスフライヤーとその周囲が焼損した。事故当時、当該店舗は閉店作業中で客はおらず、爆発音を聞きつけた同建物の2階住人等によってガスフライヤー付近の炎は消火された。消防によると、ガスフライヤーに接続された経年劣化したゴム管に亀裂が生じ微量のガスが漏えいし、同フライヤー点火装置の火花が漏えいしたガスに引火・爆発に至ったものと推定されている。なお、毎日の閉店作業において、フライヤー下部にあるオイル缶を引き出す際に劣化して硬くなったゴムホースに引っかかり、ガス栓側のホースエンドがずれて漏えいした可能性もあるが詳細は不明。当該ゴム管については、定期消費設備調査で不適として報告されていたにも関わらず、販売事業者が未対応。原因は、ゴム管の経年劣化及び販売事業者の対応ミス。
11 11月26日 福岡県 漏えい
【供給】
電柱工事の際の道路掘削作業中に、埋設ガス配管を破損しガスが漏えいしたもの。電柱工事業者から販売店に連絡が入り、販売店が破損箇所を復旧し、同日供給再開した。電柱工事業者が工事前に埋設管の有無を確認していなかったもの。原因は、他工事。
10 9月14日 熊本県 漏えい
【供給】
消費者から熊本県LPガス協会を経由して「自宅の容器付近がガス臭い」との通報があり、50kg容器の溶接部からガスが漏えいしていることを販売事業者が確認。容器の継ぎ目溶接部不良によりブローホールが生成されていたと考えられ、容器運搬時の他容器等との接触及び再検査時のショットブラストによって溶接部ビード外面が摩耗し、空洞上面を覆っていた溶接金属部分では内圧を保持することができなくなり、ガス漏えいに至ったもの。原因は、容器溶接不良。
9 9月10日 熊本県 漏えい
【供給】
消費者がガス臭に気付き、近所の住人に火気を使用しないよう声掛けし、販売所に通報。50kg容器と単段式調整器との接続箇所から音を立ててガスが漏えいしていることを確認。増し締めにより漏えいが止まった。調整器メーカーによると、角リング劣化により機密が保たれずガスが漏えいしたものと推定されているが、増し締めにより漏えいが止まったことを勘案すると容器交換の際に接続不良があった可能性も否定できない。原因は、老朽化、或いは配送員の作業ミス。
8 8月11日 宮崎県 漏えい
【供給】
福祉施設において消費者からガスが漏えいしているとの通報を受け、消防及び販売事業者が調査したところ、バルク貯槽2基のうち1基のプロテクター内調整器から漏えいを確認。同施設では、同系統の974kgバルク貯槽2基から気化器を通してガスを供給していたが、高圧部に均圧ラインを設けておらず、またバルク貯槽側調整圧よりも気化装置の出口調整圧が大きくなるよう低圧部で差圧をとっていたが、気化装置側の調整器の圧力変動により供給圧力が下がっていたことに加え、片側のバルク貯槽に西日が当たることで当該バルク側調整圧が上がっていたため、もう1基のバルク貯槽との間に差圧が発生し、液移動が起こったもの。原因は、気化装置調整器の圧力変動及び設備設計時の配慮不足。
7 8月6日 佐賀県 漏えい
【供給】
飲食店周辺の住人から警察に「ガス臭い」との通報があり、その連絡を受けた販売事業者が現場にて調整器本体からのガス漏えいを確認。当該飲食店の改装前に販売事業者が一時的に調整器を取り外し保管。改装後に同調整器を再設置したが、保管中の調整器内に異物が混入したためにガスが漏えいしたもの。原因は、販売事業者の作業ミス。
6 8月1日 佐賀県 漏えい
【供給】
市道において、下水道工事業者から「埋設供給管を損傷した」との連絡を受け、販売事業者が調査したところ埋設供給管が損傷しLPガスが漏えいしていることを確認。下水道工事業者が重機で掘削作業中に誤って当該埋設供給管を引っかけ損傷。即日復旧した。原因は、他工事。
5 6月25日 鹿児島県 漏えい
【供給】
消費者から販売事業者に「ガス臭い」との通報があり、販売事業者が調査したところ20kg容器1本の溶接部ピンホールからガスが漏えいしていることを確認。緊急防災工具で漏えい停止処理を行い、容器交換。容器の継ぎ目溶接部不良によりブローホールが生成されていたと考えられ、容器運搬時の他容器等との接触及び再検査時のショットブラストによって溶接部ビード外面が摩耗し、空洞上面を覆っていた溶接金属部分では内圧を保持することができなくなり、ガス漏えいに至ったもの。原因は、容器溶接不良。
4 6月17日 長崎県 漏えい爆発
【消費】
一般住宅において、消費者がコンロの片側を使用中、もう片方を使用するため点火操作を繰り返したが、点火不良のため電池を入れ替え再度点火操作をしたところ漏えいしたガスに引火。販売店従業員が消費機器の漏えい検査を行った結果、圧力低下を確認したため容器元栓を閉止し(供給管は漏えい無し)、消費機器を持ち帰り調査を行った結果、多量の煮こぼれを頻繁に起こし器具内に進入、グリル保炎導管が腐食し穴が開いたものと判明。原因は、消費者の器具取扱いミス及び消費機器の劣化。
3 5月29日
経済産業省のホームページへ
福岡県 漏えい爆発
【消費】
イベント出店の仮設コンテナ(飲食店)において、ガス容器交換作業中にガスが漏えいし火災に至ったため7人が軽傷。20kg容器2本×2系統のうち1系統のガス容器が空になったため、販売店の従業員2人で各1本の容器交換作業を同時に実施していた。1本の容器交換作業を完了した者が、繋いだ容器のバルブを開けたところ、もう片方の容器はまだ交換作業中であったため、高圧ホースからガスが漏えいし火災に至った。なお、逆流防止装置は設置されていなかった。原因は、配送員の作業ミス。
2 3月30日 福岡県 漏えい
【供給】
建築業者が玄関扉の取り替え工事中に、取り替え枠設置のため床のハツリ作業を実施していたところ、ガス埋設配管を損傷し、ガスが漏えい。ガスはマイコンメータにより遮断(C遮断)しており、連絡を受けた販売店が現場で緊急措置を実施し、即日復旧した。原因は、他工事。
1 3月6日 佐賀県 漏えい
【供給】
消費者自宅横の店舗(消費者所有)改装工事の際、末端ガス栓が工事の妨げになるということで、工事業者が消費者の許可のもとガス栓を撤去したところ、ガスが漏えいし、マイコンメーターで遮断。ガスが止まったため、そのまま改装工事を続けた。その後、消費者が自宅でガスを使おうとしたがガスが出なかったため販売店に連絡。販売店員がメーターを復帰した際に異音がしたため消費者に確認したところ、ガス栓を外していること判明。原因は、他工事及び販売店の作業ミス。
本発表資料のお問い合わせ先
九州産業保安監督部 保安課
       担当 : 山田、石丸
       電話 : 092−482−5469
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