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波及事故を発生させた未選任事業場に対する注意について
平成29年10月31日
九州産業保安監督部

九州産業保安監督部は、波及事故を発生させた事業場に対し立入検査を実施した結果、電気主任技術者を選任していないなどの電気事業法違反を確認したため、平成29年6月16日、当該事業場の設置者に対し注意を行いました。

1.本件の経緯

  平成28年6月4日に熊本県において電気事故が発生した。原因となった事業場を特定したところ、電気主任技術者を選任していない蓋然性が高いため、事実関係確認のため立入検査を実施した結果、電気主任技術者を選任していないなどの電気事業法違反が認められました。
 本件電気事故は、高圧気中開閉器が絶縁破壊して短絡事故が発生し、近隣地区を停電させる波及事故となったもので、事故の原因は自家用電気工作物の巡視、点検及び検査等を長期間実施していないことによる「保守不完全」でした。

 

 (1) 平成28年6月4日に熊本県において発生した波及事故について

 ・供給支障時間:2時間17分
 ・事故発生電気工作物(事故原因):高圧気中開閉器(保守不完全)
 ・立入検査で確認された法令違反の内容

@保安規程を作成していない(電気事業法第42条違反)
A電気主任技術者を選任していない又は保安管理業務の外部委託を行っていない(電気事業法第43条違反)

2.本件に対する当部の対応

 法令違反に対する改善が図られ、その改善結果は当部へ報告されましたが、事態の重要性に鑑み、当部は事業場の設置者に対し注意を行いました。

本発表資料のお問い合わせ先
九州産業保安監督部 電力安全課長 東 徹
    担当 : 男澤、原       

    電話 : 092−482−5522
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